佐藤「夜間の警備システムを作動させずに帰ってしまって、あとから理事長に指摘を受けました。」
司会「これまで起こったさまざまなことが今後に生かされるといいね。」
吉田「透析医療は、エンドレスケアなわけですから、継続した看護で、
しかも高い専門性が要求されます。その点、『篠路はまなすクリニック』は透析専門なわけで、長期にわたって患者さんと一緒に歩んでゆくという実感があります。よく話を聞いてあげて、共感を高めていくことが大切だと思います。」
司会「共感という概念は、大変大事なことです。透析を受けている人の大変さは、それ以外の人には実感できないわけですが、これをよく理解して共有することが必要だとされている。」
金井「いずれ透析患者さんが百人を超える日が来る。そうなるとケースワーカーや、臨床心理士も必要でしょう。」
金井「いずれ透析患者さんが百人を超える日が来る。そうなるとケースワーカーや、臨床心理士も必要でしょう。」
司会「腎移植をうけたい希望の人の話を聞いてあげたり、家庭内での食生活の難しさなど透析を実際に行いながらでは、時間が足りない面はあると思う。だが熟練した医療技術をもって現場で接触することによって信頼されている面も大きい。」
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佐藤「ほかの医療機関では技士は機械器具の保守点検が主体のところが多いけれど、ここではより患者さんとのコンタクトを心がけています。」
吉田「透析に携わってみて、本当にそれぞれの分野の理解と協力が必要だと思う。技士と看護師の共通部分は、たとえばシャントの穿刺とか、血圧の測定とかがありますが、機械器具の扱い方を少しずつ覚えていく一方、技士さんには患者さんとの対話を身に着けてもらいたいですね。」
金井「組織のトップとしての理事長を中心としたピラミッドが大切だと思う。チーム医療なくして透析は成り立たない。」
司会「芸術の分野でもコラボレーションと呼ばれる共同作業が盛んだ。オペラの舞台に、彫刻家の作品が用いられたり、建築の設計士が舞台装置を手がけたりしている。医療こそこの手法が大切で、医療事務職にも積極的に参加してもらうような取り組みが必要だ。」
吉田「最近の取り組みとして、技士、看護師全員による患者さんの受け持ち制を行っています。それぞれ担当患者さんを決めて、月に一回データや問題点などを発表し、皆で意見を出し合ったりして、勉強会をしています。」
司会「話は尽きないですが、これからも、いろいろな面でやりがいのあるクリニックを目指してがんばってください。今日はありがとうございました。」
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