はまなす瓦版
スタッフからの投稿コーナー
5月8日(土)開院10周年記念行事として、工藤理事長の故郷である美唄市まで貸切バス2台を連ね、世界的に有名な彫刻家・安田侃氏(工藤理事長と高校の同窓)の作品が展示されているアルテピアッツァ美唄を訪れました。 散策後ところを美唄ホテルスエヒロに移し記念祝賀会が行われました。
日ごろの行いが良いのか?素晴しい晴天に恵まれ公園内に点在する彫刻を見たり、触れたり、乗ったりと思い思いの散策を楽しみました。
   研修を終えて-----
       外来 長谷川 真理子
今年8月6日、7日と、二日間にわたり北海道看護協会で行われた、「感染と看護」という内容の研修会に参加させていただきました。
当日の研修は、120名定員の予定でしたが、参加希望者がそれを遙かに上回り、190名の定員に急遽変更され、それでもなお参加できなかった方がいるとの事からみても、医療従事者による感染予防への関心の高さがわかると思います。
感染と聞くと、何かとても恐ろしいような印象を受けると思いますが、その種類も色々あり、ウィルス感染・血液感染・飛沫感染等々…一つ一つを説明すると、このレポートでは収まりきれないので、今回は私が実際に働いている中でとても勉強になり、実際に取り入れようと思い、研修後にスタッフに報告し、そして実践していることについて書いてみたいと思います。
まず、やはり当院は外科であり、手術目的の患者さんがたくさん入院して来られます。その中で、例えば手術部位をカミソリで剃毛するのは当たり前でしたが、現在ではそれ自体がキズを作り、手術前の手術部位感染の原因となるため、原則的には行わないのが理想とされています。それでも必要な場合は、「除毛」と呼ばれ体毛を短くし皮膚をキズつけないようなものを使い、実際に当院でも使用を開始しています。
また、血管内に直接カテーテルを留置した場合のガーゼ交換は毎日行えばそれだけ清潔と思われがちですが、清潔なガーゼで覆われたその部位を空気にさらすことで、感染率を反対に増大させることになります。浸出液などがない場合は透明ドレッシングを貼り、週に一回の交換で良い事や、私たち看護師が日常的に行っている輸液ラインの取り扱い、尿路感染防止のための看護師の役割など、今すぐに役立つような内容のものばかりでした。
最後に基本的なことですが、患者さんに触れた手で、違う患者さんに触れるということは感染の原因の一つにもなりますが、毎回手を洗うというのはやはり時間的に限界があり、今は速乾性の消毒液が使われています。ですが、看護師は忙しさのため、その手洗い自体あまりしていない、していても不十分なのだそうです。
そこで今回、正しい手の洗い方(衛生学的手洗い方)を学んできましたので、読者のみなさんも手を洗うとき、このようにすると洗い残しがなく、きれいに洗えるそうなので、話のタネに一度行ってみてはいかがでしょうか…?
 婦長 斉 藤 実円子
昨年、当院では、五年勤続者にハワイ旅行のプレゼント企画がありました。その権利を有する人五名。アメリカでテロ事件があった時期だったこともあり、海外へ行く意思がはっきりしていた人はゼロだったかもしれない中、私も行きたい気持ちと、不安が先に立ち躊躇していました。一度は、ハワイ旅行を断念しましたが、どこかでフツフツと行きたいと心の中で叫んでいたのです。そんな中、12月3日千歳空港から一路ハワイへ…機内は事件のあおりを受けてか空席が目立っていました。

日付け変更線通過時、機長よりアナンスがあり、何事もなく通過し窓から暗い空を見ていました。だんだん朝日の光で外は明るくなり、ついに、六時間後まるで夢でも見ているかのような景色が私の目の中に写ってきました。ハワイへついにきたぞ〜と叫びそうな心境でした。不安一杯だったあの気持ちは何処へ…ハワイの空港を降りると生花のレイを首にかけられ写真をパチリ。気候は温暖でファーッと心地よい風が顔にあたり、ハワイに着いた実感がしました。その夜は、ディナーつきのショーを見て過ごしました。ドリンクの注文も英語でしたが、おいしい飲み物をおかわりし、食事の味もVeryGood。
ハワイでの一番の楽しみはスキューバーダイビングと射撃でした。インストラクターの人がホテルに迎えに来てくれ、現地の海へ向かいました。目は外のエメラルド色の海、真っ青な空、ヤシの木、素敵な景色を見ながら、いろいろ説明を聞いていました。現地に着き、水着の上からウエアーを着、10キロぐらいの酸素ボンベを背負い海の中へ入り呼吸の練習……。
いろいろ注意・説明を受け、いざ本番。仲間は若い新婚さん二組とオバサン一名、皆んなで手をつなぎ潜ったのでした。えさのパンを差し出していると、何処からきたのか、熱帯魚のようなきれいな魚がそばに来て食べているんです。わーすごい…と心の中で。これは、やみつきになりそう……(また、体験したいひとつです…)帰りの昼食は、ハンバーガーとドリンクがついていたんですが、これがまた、パンの中にはさむ野菜が取り放題、ドリンクのカップもジャンボでお替わり自由なんです。
とっても満足…気分爽快なり…(勘違いしないで、スキューバダイビングできた事がですよ……)射撃は、ライフル銃とピストル22口経。ライフルはだいたい真中に当たっていたんです。本当に、初めてなのか?と聞かれたぐらいですから…でも、ピストルは、全然あたりなし。証拠は、ちゃんと、ありますよ。
四輪バイクとは、子供に乗せたようなものと、思っていたのですが全然違いました。ここでは、日本人は私一人。壮大な景色の中、ヘルメットをかぶり、十数台連なり、ヤッホーと声を出したくなるような気分、最高。牛が放牧されている草原をはしり、川を渡ったり、山を登ったり、下ったりで、スピード、スリル、美しいロケーションを楽しめた乗り物でした。これは、是非、お勧めします。
最後の夜は釣りのできるディナー付きクルージングで楽しみました。100人ぐらい乗れる大きな船でしたが、乗船客は七組、日本の人ばかり。船から釣りをするのだから何が釣れるのかナ…と期待したけど、私は、マルボーズ…。釣れた人は、お刺身で食べていました。(くやしい……)
海からハワイの夜景を眺め、又、機会があれば…と想いながら楽しかったバケーション最後の日に酔っている私でした。
帰国の日は早朝にホテルを出ました。空港につくと警察犬もいるなど、テロ事件の影響で、警備は厳重でした。機内では、札幌へ公演のため行く人と一緒になり、カイマナ・ヒ〜ラ〜の歌を聴きながら思い出に浸り現実へと戻ってきたのでした。
五年目の海外旅行、本当に楽しい五日間でした。今年もまた、ハワイ旅行の権利を得る人がいます。大いにリフッレシュして日頃の疲れを癒して来て下さいね。さらに、連続一週間の有休消化を掲げています。休みが多いのは、スタッフにとって嬉しいことです。これからも、活力ある職場、地域に根ざす職場、明るい職場、を目指して努力してまいります。
駿たんと私    
     臨床工学技士 足 立 裕 子
 
私は、はまなす外科医院に勤務して3年目になる臨床工学技士です。今年の三月から七月の下旬まで産休を頂いていました。この場をお借りして、先ず院長先生はじめ院内スタッフの皆様、透析患者の皆様、出産前には大変なお心遣いを頂戴しまして有難うございました。お蔭様で無事に第一子を出産出来ました事を心よりお礼申し上げます。ここからは、私の子育て奮闘記?にお付き合い下さい。
…初めての出産
妊娠がわかったのは去年の九月で2ヶ月目に入ったところでした。単純に嬉しく思い、事の後先を考えずに出産することを決心しました。しかし、その後しばらくしてから冷静に考えてみると、仕事を続けるか否かと考えてみたり、主人のいる新冠で出産するか否か家族三人で暮らすべきか否か色々と問題は山積みでした。元々楽天家の私は「なせばなる何事も」とか「時間が解決してくれる」などと考える方なので、結局悩んでいても仕方が無い、無事出産を終えてから考えることにしました。そんな親なら子は子でお腹の中に42週と一日もいてくれました。陣痛促進剤を41週の終わりに何錠か飲んでも、陣痛が微弱で結局19時間がかりで生まれてきました。私も驚いたのですが、3880グラムのとても大きな男の子でした。
…駿たんと私
生まれる前から主人が「駿介」と命名しており、”駿たん“という愛称をつけました。生後二日目から、自分でミルクをあげたり、母乳をあげたり、オムツをかえたりなどしまし た。今まで赤ちゃんに触った事もミルクをあげたこともない私ですが、いざやってみると出来るものだと自分でも驚きました。夜泣きやぐずった時など大変ではないかと友人に心配されたりしましたが、お腹に駿介がいた時に私がお気楽にしていたせいか、あまり夜泣きする事もなく、ねんねしているときは「にまー」と笑いながら寝ている様子。泣かないといっても、空腹や排泄の時にはきちんとお知らせしてくれる、お利口駿たんです。
そして、寝る前に多めにミルクをあげると朝の五時から六時まで寝ていてくれる、親思いの子なので助かっています。
…保育園
あっという間の56日間。駿介を保育園に預けて働く日が近づいてきました。普通のお母さんなら淋しいはずでしょうが、仕事をしたくてたまらない私は、本当ならあと一日休めるところを出勤してしまいました。幸いにも保育園の先生はよくしてくれる方で、私も安心して仕事をさせてもらっています。
…風邪ひき駿たん
赤ちゃんは6ヶ月までは免疫があるといわれていますが、2ヶ月くらいで風邪をひいてしまって、38・8度という高熱に半日うなされてしまいました。土日に機嫌が悪かったので月曜日の朝に病院に行って診てもらいました。幸い薬で完治し、次の日には保育園に行けました。はじめて徹夜して看病し、少しは親らしい事ができたので辛い反面、嬉しくもありました。駿介は一日で治ったのに私はその後、手足口病に罹り一週間くらい仕事を休む始末。(その節はご迷惑おかけしました。申し訳ありませんでした。)それから2ヶ月後に、風邪が流行っていたせいか、また風邪をひかせてしまいました。今度は咳が出て、声はぜいぜいしていて…。しかし、前に一度風邪を経験しているので、躊躇することなく早めに対応でき、保育園を二日お休みさせるだけで回復しました。私が心配しているのが通じるのかは分かりませんが、具合が悪いのにニコニコしてくれたり、声を出して笑ってくれます。本当なら私が癒さなくてはならないのに逆に癒されっぱなしです。
…最後に
奮闘しているとはいえませんが、本当なら初めての子育て・出産というものは何かと大変なものと聞いていますが、私の場合は沢山の方にお世話になっているため、その大変さが半分、いやそのまた半分になっている感じがします。本当に周囲の方々に感謝している毎日です。母親だけが子育てをするというスタイルから父親も積極的に子育てをした り、保育園を利用するのは、子供にとってもお母さん達にとっても、ストレスがたまらないスタイルではないかと私は思います。ある意味手抜きといえばそれまでですが、家族が心地よく、自分らしく生きていく為のスタイルだと我が子も理解ができる様になるまで、日々健やかで過ごせるように願って止みません。これからも色々ご迷惑やお世話になることと思いますが、駿たん共々よろしくお願い致します。
ワガママより
ニコチンパッチと私
病棟婦長 斉藤 実円子
  タバコの害は誰もが承知している事でしょう。体のどの部分に、ど
んな変化が出るのでしょうか。ある資料に基づきご紹介します。 
 
・・・肺
喫煙者では三十〜四十歳代から肺気腫病変が案外多く認められています。
肺気腫とは、肺胞壁や末梢の気道が徐々に破壊されて、換気能を失う疾患です。 破壊される肺胞が少ないうちは正常な肺が機能を代償するため、息ぎれなどの症状はなく肺機能検査や、胸部X線検査でも異常なしと判定されます。
比較的若年の喫煙者であれば禁煙によって肺機能障害が改善する事が分っていますが、肺気腫は肺炎や肺癌などを高率に合併するとされています。 布団の上げ下ろしや階段で息ぎれしても、つい年のせいなどと片付けられがちですが喫煙歴があり心疾患がなければ疑った方が良いかもしれません。

・・・足
慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)この病気は安静時疼痛や皮膚潰瘍・壊疽を起こし最終的には切断されます。 比較的軽症のASOは足の冷感やしびれ感などが症状の主体になります。

糖尿病の方も発生率は多く当院でも切断術が行われました。
ASOは致死的な動脈硬化症疾患を合併しやすく血管内腔が徐々に狭窄し、循環障害を引き起こす高危険群です。

・・・口
ニコチンなどの有害物質が歯肉の微小循環機能や線維芽細胞の増殖能・免疫機能を障害する事で歯肉組織が破壊されていく。
最近では歯周病は心筋梗塞などの全身疾患・呼吸器疾患にも密接に関与すると指摘されています。 また、喫煙の影響を強く受ける疾患として口腔粘膜に、白い斑点もしくは偽膜様に広がり成人の舌や頬粘膜・口腔底に多くみられる白板症が注目されています。 これが、口腔癌の前癌病変だからです。

今回、ニコチネルTTSパッチの事を院長から聞き、これで止められるキッカケになればと現在、貼布しています。 一日一回パッチを張り替えます。入浴の時も貼ったままで皮膚のかぶれもありません。 パッチの効果はありますが、なんと言っても本人の止めようと思う意思が大切です。 これを自分に言い聞かせ二週目に入りましたので体のために継続してゆきたいと思っています。 事務長との約束もありますし・・・・(タバコ吸ったら*カカッタ費用の倍返し)

体験記 ―ピロリ菌退治!―
看護婦 吉 田  薫
 
以前からテレビや新聞などで紹介されている、チョット可愛らしい名前のついたこの菌の正体が、 あのつらい胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因菌であることをご存知ですか?
数年前までは、胃潰瘍というとすぐに入院や手術といったイメージでしたが、最近はよほどの重症でないかぎり、内服薬で治る疾患となりました。 しかし、再発も多く、それはこの菌が潜在している場合もあるのです。 と、書いている私もその一人で、四年前に(当院に勤務する前のことですが)十二指腸に二個も潰瘍ができ、激しい胃痛に悩まされ、某医を受診。定番の胃カメラをご馳走になりH2ブロッカーと呼ばれる薬を何週間か飲んでめでたく完治したのですが、その後も幾度か胃痛に悩まされ、その都度胃薬を飲んで誤魔化すことが続いていました。ところが何と、昨年末に起こったあの忌ま忌ましい差し込むような胃痛は、愛用している胃薬も効かず、今年に入って、院長先生に言ったところ、笑顔で「胃カメラしよう」と言われてしまいました。それだけは何としても勘弁してもらい、その代わりピロリ菌検査を受けることにしました。
この検査方法は三種類あり、@胃カメラで所定の場所の胃粘膜を採取する方法、(1)血液検査による方法、そしてもう一つ、(2)最近普及し始めた呼気採取によるもの、です。 三つ目の呼気採取によるものは非常に簡単、かつ短時間にでき、検査結果も二、三日で判るという、なかなか優れものなのです。
どのような検査かというと、まず、前日に呼気採取容器二個とユービットという検査薬が渡されます。翌朝、起床後すぐに一個の容器に息を吹き込みます。次に、検査薬を百ccの水に溶かして飲みます。無味無臭で、水様なので、飲みやすく、"げっ!"という心配はありません。その後、すぐにうがいをし、左を下にして五分横になります。次は、座って、十五分たったら二個目の容器に息を吹き込んで終了です。 私も、この呼気検査と血液検査で、正常値2.5以下のところ、見事に6.5という数値をはじき出し、りっぱなピロリ菌保持者となりました。
次にすることといえば、ただ一つ、「菌絶滅運動」です。これは実に簡単で、一週間の服薬だけです。そして四週間後に再度呼気検査をして、正常値になっていればもう安心。胃・十二指腸潰瘍の恐怖とは、さようならです。
このような簡単な検査なので、気軽に受けられることをお勧めします。ただ、胃カメラもたまにはお召し上がりになってみてください。なぜなら、直接胃粘膜を目で見ることによって、胃がんなどの重大な病気が発見されるということもあるのです。私もそのうち、気が向いたら、オイシクいただこうかな?と思っています。